設計

愛媛県では8割以上を山地が占め、急峻な地形の上、中央構造線や御荷鉾みかぶ構造線や仏像構造線が県土を縦走し、特殊で脆弱な地質となっているため、土砂災害警戒区域等が非常に多く存在しています。

また近年は、局所的な豪雨が多発しているため、土石流やがけ崩れによる災害が激甚化・頻発化しており、特に人的被害を伴った災害も多く発生しています。そのため砂防堰堤えんてい等のハード面での防災対策が、今後更に重要な課題になっています。

それと同時に「人と自然にやさしい川づくり」も求められており、自然との調和を図った「流砂系の総合的な土砂管理」を視野にいれて計画する必要があります。

私たちは、渓流の現状調査・測量から設計に至る一貫した技術体制をもって、これらの事業に対応しています。